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繋がり
第4章 熱


藍side


蒼との二人きりの生活が始まった。

オムライスを作りながら、ソファに座ってる蒼を見る

「…………」

さっきのキスがよみがえってきて、すぐにフライパンに目をうつす

蒼って結構積極的だ…

「……よし」
「ん?できたか?」

蒼がキッチンに顔をのぞかせる



「うん、できたよー」
「よし食うか!」

蒼は嬉しそうに笑うとできたオムライスを持っていく

「「いただきます」」

席について食べ始める蒼。

美味しいかな…?

私は蒼が食べるのを見つめる

「ん、うまい!」
「良かった…」


こんな風な時間がずっと続けば良いな…

そんな淡い希望とわがままを
私はオムライスと一緒に飲み込んだ


二人きりの生活が始まった日

蒼との関係が変わってから二人きりの夜を初めて迎えることになった

夜まではあっという間に過ぎていった





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