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夢見る夢子
第7章 少年A

「手、繋ごうか?」

夢子は人生で初めて男の子と手を繋いだ。

相手が中学生だろうと
なんか照れくさいような、
誇らしいような、そんな気持ちになった。

「もっとキスをしたい…」

亜土夢のおねだりに

「いいわよ…いっぱいキスをして…」

さあ、今度は上手にキスしてねと
夢子は静かに目を瞑った。

亜土夢の手が夢子の肩を抱く…

年下の男の子相手だというのに
夢子はドキドキして興奮していた。

夢子が教えた通りに
亜土夢は素敵なキスをしてくれた。

おまけに男としての本能なのか
教えてもいないのに
亜土夢ったら夢子の唇を割り開いて
舌を差し込んできた。

「ああ~ん…亜土夢ぅ…」

まだ小学生の面影の残る単なる男の子だというのに
夢子は感じてしまって甘い声を出してしまった。

「夢子、僕、最後まで行きたい…」

亜土夢は生意気にも挿入をねだってきた。

夢子は「ええ~?緊張しちゃうなぁ…」と
他人に憑依して何度もセックスを経験してきたのに
ドキドキして初体験を迎えようとしていた。

「脱がせていい?」と言いながら
亜土夢は夢子のパジャマのシャツのボタンに
指をかけてきた。

ぎこちなくて
すごく時間がかかったけど
パジャマのシャツをバッと広げられると
ブラを身に付けていない体は
放漫な胸をこれでもかと露出させた。

「夢子の体、透けるような白い肌で
すべすべして気持ちいい」

夢子の乳首はぷくっと丸く、膨らんだ形。
乳輪は誰が見ても惚れるほどの
鮮やかなピンクだった。

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