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夢見る夢子
第8章 失われた能力

「そんなこと、私、してないっ。
他の男とだなんて!
私、…私、亜土夢としか、エッチしてない!
一人でだって…そんなに…しないのに…。
なのに、なんでそんな意地悪なこと言うの…。
私はこんなこと亜土夢以外の男と
したいとは思わない!…」

声が震えるほどの、
夢子の必死さが亜土夢の心に届いたのだろうか。

亜土夢は目を大きく見開き、夢子をみつめた。

その表情からは、
さっきまでの不機嫌そうな様子は消えていた。

それと共に
夢子は「ハッっ!」と目が覚めた。

いつの間にか眠ってしまっていたようだ。

「亜土夢?ねえ、亜土夢…ここに来たんでしょ?」

亜土夢が幽体離脱して
夢子のところに来てくれたんだとそう思った。

しかし、いくら呼び掛けても返事は返ってこない。

「何よ!私を焦らす気なの?
私のバージンを奪っておいて
そんなのひどいじゃない!!」

それならば、
今度はこちらからソッチへ行ってやろうと
夢子は幽体離脱するべく神経を集中させた。

だけども、いくら頑張っても
夢子の意識は本体である夢子の体から
抜けてくれない。

「幽体離脱…どうするんだっけ?」

ナースの彩佳の意識に入ってから
しばらく幽体離脱をしていなかったので
すっかり意識を分離することを忘れたかのように
いくら頑張っても幽体離脱をしそうになかった。

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