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夢見る夢子
第1章 プロローグ

夢子は急いで帰宅して
自分の部屋に掛け込むや否や
ショーツを脱ぎ捨てた。

すでに股間が潤って
ショーツの布地が二重になっている部分は
うっすらと黄色いシミが出来ていた。

机の引き出しから
ピンク色の楕円形のモノを取り出す。

肩こり解消という名目で
ネットショッピングから購入したローターだ。

夢子はベッドに寝転がると
スカートを捲って下半身を露出させた。

ローターのスイッチをONにすると
ブブブブ…と心地好い振動が手の中に伝わってくる

最初はソレを使うのが怖くて
恐るおそるソッとアソコに触れさせたものだけれど
今ではオナニーの常習犯になってしまい
躊躇うことなく楕円形の先端を
痛いほど勃起しているクリトリスに押し当てた。

ローターのスイッチを何度か押すと
バイブのパターンが変わる。

ブブ…ブブ…ブー…

そうそう、この振動が一番好き

夢子はアソコにローターを押し当てながら
目を閉じてクラス委員長の吉住健斗の顔を思い浮かべた。
密かに恋い焦がれる夢子の憧れの男子生徒…

成績優秀、運動神経抜群で
女子生徒は皆、彼に恋い焦がれている。
だが、彼には先客がいるらしい。
同じく女子クラス委員長をしている松岡尚子。

二人は生徒会の会合が終わると
校舎の屋上の片隅で
立ちバックでハメあっているという噂で持ちきりだ

そんな噂は
当然吉住くんの耳にも届いているだろうが
否定しないところをみると
意外とマジであの二人はヤリあっているのだろうと
想像できた。

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