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夢見る夢子
第5章 母の友人絵美子
身体の他の部分と同じで、
夫はココを、めったに触らせてくれない。
つきあい始めの頃はお互い若くて、
好奇心もあったから、
『舐めてあげる』なんて気恥ずかしくもなく
堂々とお願いしたこともあったけど。
だんだん気恥ずかしくなったのか、
そういうことはなくなってしまった。
それをマンネリと言われればそうかもしれない。
夫のソレを弄っていると
やがて先っぽから、
とろりとしたものが溢れてくる。
塗り拡げるように指先でくるくると擦ると、
ソレはビクンっと大きく揺れた。
絵美子は異様に興奮していた。
もちろん意識の中で絵美子を支配する夢子も
ドキドキしながら、
次々と流れ出てくるものを指ですくっては、
先っぽを撫でた。
「ふ…っ!」
寝苦しいのか、
夫の琢磨が寝返りを打つように、
こちらに身体を傾けてきた。
そのおかげで手が動かしやすくなり、
絵美子は夫の下着を下にずらした。
枕元の常夜灯の薄明かりの中、
夫のモノを握っている絵美子の手が見える。
『恥ずかしい…恥ずかしいわ…』
絵美子はそう思いながらも
手を止められない。
手を上下させると、夫の反応が激しくなった。
身悶えするように
脚でシーツを蹴って、荒い息を吐く。
その分身が熱い。
ふいに夫の手が、絵美子の手を握ってきた。