この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
夢見る夢子
第5章 母の友人絵美子

「あなた、出張って…ホントだったの?」

「だから、そう言ったじゃないか」

疑っていた絵美子は言葉に詰まって赤面する。

「あの…」

「もう一人、子供でも欲しくなった?」

「バカ…」

そう言って絵美子は夫の琢磨に抱きついた。

おいおい、スーツがしわくちゃになるよ。
そう言いながらも琢磨は絵美子にキスをした。


「明日の夕方には帰る」

「夕食作って待ってるから、連絡して?」

「ん、わかった」

玄関先で見送る絵美子をじっと見つめると、
琢磨はもう一度、唇に軽いキスをした。

こんなことをされたのは初めてで、
絵美子は固まった。

「子供…マジでもう一人産むか?
お前が欲しいなら、俺もちゃんと考えるから」

「考えるって?」

「お前といつまでも一緒に居たいって事…」

心なしか照れくさそうな背中を見送りながら、
絵美子は幸せに浸った。

どうやら旦那の浮気というのは、
絵美子の早とちりだったようだ。

どちらもセックスがしたくてたまらなかったのに
ただ単にきっかけがなかっただけのようだ。

仲直りした夫婦を見届けて
夢子は安心した。

だが、この時すでに
限界の6時間が過ぎようとしていた。
あまりの気持ちの良いセックスに
夢子は離脱するのも忘れて
絵美子と同化したまま
心地よい眠りに入ってしまったのだった。

「いけない!!早く戻らないと!」

夢子は自分の体を求めて飛び立った。





/124ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ