この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
夢見る夢子
第6章 ナース 彩佳
慈悲の心とはいえ
自分自身でも大胆な事を言ってしまったと思った。
大久保さんはまだ可愛い方で
職業柄、いろんなセクハラを受ける。
採決の時は患者さんの手が、
かなりおっぱい近くにくるものだから
わざと手を開いて
指を伸ばして胸をツンツンしてくるなんてザラだ。
そんな時はちょっぴり針の先を神経に近づけて
手をビリビリ痺れさせてやる。
座薬を突っ込む時は絶妙なタイミングで
放屁する人もいる。
いろんな経験をしているだけに
セクハラまがいには
さらりとかわすスキルを
持ち合わせているはずなのに
触ってもいいだなんて
とんでもない事を言ってしまったと
彩佳は自分自身でも驚いた。
実は彩佳の本心ではなく
心の中に融合している夢子が言わせているのだった
「本当に触ってもいいんだね?」
大久保さんの指が陰毛を掻き分けてくる。
「陰毛だけにしてね」
そうお願いしてみたところで
一度触り出した男というものは歯止めが効かない。
指先はクネクネと動きだし
モリマンで深い渓谷をかたどっているタテスジを
しっかりと掘り始めていた。
「あぅ~ん…」
とても淫らな声を上げて彩佳は驚いた。
『私ったら…こんなに色っぽい声も出せるんだわ』
気づけば、もっと触って欲しいと
脚が開き始めていた。