この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
自慢の母親
第4章 疑惑
「母さん、今、戸田君・・て言ったよね?」
健介がいきなり踏み込んで来たのを知って、ゆかりは顔面蒼白だった。
何も言えなかった。
ただ、あまりの驚きに呼吸をする事すら忘れていた。
「母さん、戸田とはどんな関係なの?」
「ど、どんな・・って・・」
「じゃ、これ見て・・!」
健介は戸田から買った動画を見せたのだ。
そこには明らかに自分だとわかる女が映っており、戸田の調教を受けていたのだ。
ゆかりは完全に気が動転し、何も言えなかった。
ゆかりは家を出たのだった。
もう戻れなかった。
息子の健介に全てを知られてしまった。
(ああ、どうしよう・・?これから私、どうすればいいの・・?)
だが、そんな自分より、息子の事が心配だった。
自棄を起こして、とんでもない事をしでかしたりしなければいいのだが・・
(ああ、健介、ごめんなさい・・。こんな愚かな母親を許して・・)
ゆかりは死んで夫や息子にお詫びをしようかとも思った。
でも、その勇気がなかった。
途方に暮れて宛てなき道をゆかりは歩き続けるのだった。
健介がいきなり踏み込んで来たのを知って、ゆかりは顔面蒼白だった。
何も言えなかった。
ただ、あまりの驚きに呼吸をする事すら忘れていた。
「母さん、戸田とはどんな関係なの?」
「ど、どんな・・って・・」
「じゃ、これ見て・・!」
健介は戸田から買った動画を見せたのだ。
そこには明らかに自分だとわかる女が映っており、戸田の調教を受けていたのだ。
ゆかりは完全に気が動転し、何も言えなかった。
ゆかりは家を出たのだった。
もう戻れなかった。
息子の健介に全てを知られてしまった。
(ああ、どうしよう・・?これから私、どうすればいいの・・?)
だが、そんな自分より、息子の事が心配だった。
自棄を起こして、とんでもない事をしでかしたりしなければいいのだが・・
(ああ、健介、ごめんなさい・・。こんな愚かな母親を許して・・)
ゆかりは死んで夫や息子にお詫びをしようかとも思った。
でも、その勇気がなかった。
途方に暮れて宛てなき道をゆかりは歩き続けるのだった。