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第1章 ミスコン

施術室から甘ったるい声が聞こえてくる。

『ああ…たまんねえな…』

京塚浩は情けなくしょげかえりながら
自分の股間を見下ろした。

そこには男としての本能が息づいていた。

京塚浩は急いでトイレに駆け込むと
ズボンとパンツを下ろして便座に座り込んだ。

便意を催したわけではない。
男としての本能が射精を促していた。

京塚はギンギンに勃起したペニスを握りながら
デジカメの再生ボタンを押した。
先ほど撮り終えたばかりの
恵美里のヌードが小さなモニターに再生された。

スタートの2,3枚だけは店のHPに掲載可能な
エロなど微塵も考えられなくて
どちらかというとアートに近い匂いがする。

だが、途中からエステの宣伝というよりは
個人的な嗜好が強くなり
エロ心をビンビンさせる画像のオンパレードになった。

画像は恵美里の股間を撮ったところで終わった。

だが、見事なデルタに誘惑されて
京塚は咄嗟に撮影モードを
動画に切り替えていたのだ。

再生画面を一度終了させて
フォルダーから動画を選択すると
艶かしい恵美里のデルタ動画が再生された。

どんどん動画はズームアップになってゆく。
陰毛の一本一本までもが手に取るように写っている

少し濃いめの陰毛だが、
ズームアップすることで陰毛の下の割れ目が
くっきりと確認できた。