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ふぞろいのザクロたち
第9章 告白

広は恵美里を抱き締めて
そのまま二人してベッドに倒れ込んだ。

ぷちぷちとブラウスのボタンが外されてゆく。

「素敵なブラウスだね」

「だって…お洒落なお店で
食事をするって決めていたから…」

快活な恵美里は
普段からデニムにトレーナーといった軽装なので
着飾った姿を見せるのはこれが初めてだ。

ブラウスを脱がすと
「シワになるといけないからね」と
広はブラウスをハンガーに掛けた。

『変なところに几帳面なんだから…』

でも、それが私の選んだ男なんだと
恵美里は訳もなくクスクスと笑ってしまった。

ブラウスのシワなんか気にしないで
荒々しく脱がされて足元に投げ捨てて
羞恥を煽る卑猥な言葉で責めて欲しい気もしたが
今はそれよりも広に愛されたいという
実感の方が強まっていった。

「恵美里」

「なに?」

ブラウスもブラも、剥ぎ取られ、
ショーツがかろうじて足首に
引っかかっているだけになった恵美里の姿を、
広の熱っぽい視線が侵食していく。

冷静なふりをして返事を返したけれど、
これから起こることへの期待が
秘所をじんわりと濡らした。

「あ、はあっ、んん、いゃぁん!」

胸を揉まれ漏らした小さな声が、
広を野暮なジェントルマンから
狼男へと変えてゆく。

広の手が、
唐突に秘所へ導かれ
触れた刺激によって恵美里の腰が高く跳ねた。

性急な流れに少しだけ恐怖を感じながら、
それでもそんな気持ちさえ
快楽に押し流されていった。

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