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ふぞろいのザクロたち
第2章 スカウト

真佐子の後頭部を押す手に力が入る。

堪えきれなくて
真佐子の頭は
どんどんと関川の股間に導かれて行く。

そしてついに…

真佐子は唇を割り開いて
関川のペニスを口に頬張った。

「どうした、咥えるだけか?
それじゃ生の迫力が全然伝わらないぞ!」

いつしか関川の口調が
優しく導くのではなくて
きつく真佐子を叱り飛ばすようになっていた。

『か、監督の指示に応えなきゃ…』

真佐子は、監督に
演技指導されているような錯覚に陥っていた。

関川に命じられるまま
舌をペニスに這わす。

ビデオカメラのレンズがどんどんと近づいて
悩ましく蠢く真佐子の舌と唇を
どアップで撮影していた。

「いいぞ!これこそ俺たちが
求めているリアリティーというもんだ」

ほれ、ほれ、もっと一生懸命にしゃぶれよと
関川が腰を突き上げてくる。

あん!そんなに激しいのは無理よ
ダメぇ…!息が出来ないわ!

ダメ出しを覚悟で拒みたいのに
大きなイチモツを喉の奥まで突っ込まれているので
「うごっ!うぐぐっ!」という
苦しそうな咀嚼の音しか漏れてこない。

ショーツの匂いを嗅いで
バックミラー越しに真佐子のフェラチオを
鑑賞していた運転手が、いの一番に終点を迎えた。

ダッシュボードからティッシュを数回抜き取ると
慌てて亀頭に被せた。
被せるのと同時に
大量の精液をティッシュに吸い込ませた。



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