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ふぞろいのザクロたち
第3章 予選落ちの女
急いでボタンを…
ボタンを…
焦れば焦るほど手元がくるって
ボタンをかけれない。
「きゃあっ!?」
ボタンをかけ直す前に
背後から西尾さんに抱きつかれて悲鳴が出た。
「な、なな、何するん…ですか!」
「…あれ?咲洲さん…」
お酒でちょっと赤かった西尾さんの顔が
みるみる真っ赤になっていく。
「え、嘘。これ…裸?」
「ち、違うの!こ、ここ、これは…その…」
「咲洲さん…エロすぎ」
「ひゃっ、んああ!?」
コートの中に手を突っ込まれて
直接胸を揉まれる。
「はあっ、ああっ」
「やば。超柔らかい…。
俺夢でも見てるのかな?
こんな真夜中にこんな場所で咲洲さんに出会って、
しかもこんな…エロい格好とか…」
夢じゃないから離れて!
思わず叫びそうになったけれど
ここで騒いで
誰か来ちゃったらそれはそれでもっとまずい!
「だ、だめ!西尾さん、
酔ってるでしょ?離れてください!」
「やだ。夢ならしばらくこうさせて」
「夢じゃないってば!…あっ」
乳首を捏ねられて思わず体をくねらせた。