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第3章 予選落ちの女

「そうだわ…
パンツの中に仕舞いこむ前に
綺麗にしておかなきゃ…」

千尋はウェットティッシュを手にしたが
出来ることならその前に
お掃除フェラチオというものを経験しておきたかった。

ソッと舌を伸ばして
亀頭を舐めると
精液の残り汁があったのか
ジュワ～と滲み出てきた。

「これが優弥の精液…」

愛しくてたまらない。

千尋はおもむろにペニスを咥えて
チュウチュウと吸い上げた。
たっぷりの精液が残っていたようで
口の中に生臭さが充満してくる。

「初めてだけど…飲んじゃおう…」

口の中の精液を思いきってゴクリと飲んでみた。

不思議なもので
なんだか優弥の女になれた気がした。

「ねえ…もう一回エッチしよ」

千尋は無意識にペニスが勃起してくれないかしらと
フェラチオを一生懸命に施した。

願いが天に通じたのか
高いびきをかいているにも関わらず
ペニスは優弥の意識があるなしに関係なく
見事に勃起してくれた。

「好きよ…優弥、大好き…」

西尾さんが目を覚ましたら
決して自分から告白なんてムリだけど
こうして意識のない優弥になら
堂々と告白することが出来た。

「萎まないでね、
私を気持ちよくさせてくれなきゃイヤよ」

千尋はコートを脱ぎ捨てた。
都合のいいことに
コートを脱ぐだけで千尋は全裸になることが出来た