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ふぞろいのザクロたち
第3章 予選落ちの女
なんて女だ!
お前は不潔だ!淫売め!!
罵倒されるのを覚悟した。
たった一夜の会瀬だったけど
二度も挿入してもらえて幸せだったわ…
千尋の頬に一筋の涙が流れた。
「素晴らしいよ!なんて綺麗なんだ!!」
「えっ?」
「こんなに綺麗な体を
こっそり一人だけで撮影してたなんてズルいよ!」
罵倒するどころか
西尾優弥は数々の称賛の言葉を並べた。
アルバムの写真を眺めながら
優弥はしっかりと勃起していた。
「昨夜も、あの公園で
一人でヌードを撮っていたの…
そこにあなたが現れて…」
その先は話さなくてもいいよと
優弥は千尋に口づけをした。
「そこで君に会えてラッキーだったよ…」
俺、酔っていて、あんまり覚えていないんだ
できたら酔いが醒めた今、
もう一度、君を抱かせてくれないか?
優弥はそう言って千尋の手を取って
ベッドに引き入れた。
「あん…ダメよぉ…
時間がないわ…お仕事に行く準備をしなきゃ」
「休んじまおうぜ
今日は一日中セックスをしたい気分なんだ
そして夜になったら露出撮影に行こうぜ」
「私を…受け入れてくれるの?」
「もちろんさ!
夜の撮影会、楽しみだなあ」
お別れを予感して流した涙が
喜びの涙に変わった。