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ふぞろいのザクロたち
第3章 予選落ちの女

「ごめんよ…
多分、僕から誘ったんだよね…
酔っていたとはいえ、
君を…その…抱いてしまった」

西尾優弥は深々と頭を下げた。

「ううん、違うの…」

千尋は全裸のままベッドを抜け出すと
本棚から一冊のアルバムを取り出した。

このまま、酔いに任せて優弥が
千尋を抱いたことにすれば
すべてが丸く収まることは可能だったが
それでは優弥一人に責任を押し付けてしまう。

事の真相を話さなければ
何もかもスタートしないと千尋は思った。

もし、それで優弥が千尋を避ける事になっても
それは仕方ない。
性癖を知ってもらわなければ
このままなし崩しには出来ないと思った。

「これを見て…」

千尋はアルバムを優弥に差し出した。

「これは?」

中を見ろということなのだろう
アルバムを受け取った優弥はページを開いて
目を丸くして驚いた。

そこには全裸の千尋が写っていた。
何かの記念のヌード写真ではない。
公衆電話の前だったり、
自販機の前だったり、
中には公園のブランコに乗って大股開きで
陰部をさらけ出しているものもあった。

「君、これ…」

西尾優弥も噂には聞いたことがある。
これは、いわゆる露出撮りというやつではないか!

「私…そんな性癖を持っているの…
昨夜もこういった写真をあの公園で撮っていたら
偶然あなたに見つけられてしまって…」

アルバムの中の美しい裸体に見惚れて
優弥の下半身がムズムズし始めた。


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