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ふぞろいのザクロたち
第4章 審査員長の高橋
「うんうん、いい声だねえ
もっと艶かしい声を出させてあげるからね」
ほら、今度は君が俺の体を洗う番だよ
そう言って佐藤は
紗羅を無理やりひざまずかせた。
目の前にはペニスがこれでもかと勃起して
上下にピクピクしていた。
洗うという行為が何を意味しているのか
紗羅には充分理解していた。
「失礼します」
紗羅はペニスを握ると
そのまま口の中へ頬張った。
「いいねえ…君を推した甲斐があるってもんだよ」
紗羅はフェラチオをしながら、
たまに男の目を見た。
媚びた笑みを浮かべながら、
喜んでペニスを咥えているのだと
必死にアピールした。
男がどこまでその笑みを
信じているのかは知らないが、
これで気を悪くされたことはない。
それどころか、大抵の場合、
男の機嫌は良くなる。
男という生き物は、
自分に媚びる女が大好きなのだと
紗羅は知っていた。
よく聞く「優しい女が好きだ」なんて言葉は、
要するに都合の良い女が好きです、と
言っているようなものだ。
しかし今の紗羅は
媚びなければならない立場なので、
必死になって顔を上下させ、
唇でペニスをしごき立てた。
ある程度フェラチオをしていたら、
男の方から腰が動き出した。