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ふぞろいのザクロたち
第5章 マダム信子
信子の尻の穴からは
細いコードが飛び出ている。
緒方が抜き忘れたローターが
まだアナルの奥に残っているのだ。
「こんな邪魔なもの抜きましょうね」
竜太はコードを掴むと「えいっ!」と
ローターを尻から引き抜いた。
抜いてもらって
ようやく信子は体の震えが止まった。
しかし、心地よい振動を与えてくれたものが
尻の奥からなくなり
信子は少しばかり物足りなくなった。
「ねえ…おまんこに挿す前に…
ここに頂戴…」
信子はクルリと四つん這いになると
自ら尻の肉を左右に広げて
アナルを竜太に見せつけた。
「えっ?アナルセックスですか?」
竜太はあせった。
何故ならば童貞を捨ててから
一度もアナルセックスというものを
経験した事がないからだ。
「うまく挿入できる自信がないです…」
経験があるフリをして
挿入が未遂に終わる方が惨めだと
竜太は正直に告白した。
「竜太!それならアナルセックスの手ほどきを
熟女さまにお願いしたらどうだ?」
『いいぞ!さっきまで男に攻められていた女が
今度は逆転して痴女として貧弱な男を襲う…
これってゾクゾクするじゃねえか!』
緒方はカメラを覗きながら
再び己の分身に力が甦りつつあった。
しかし、今さら『竜太、どけ、復活したから俺が絡む』とは言えない。
いつも女体を眺めて
手が出せない竜太のやるせない気持ちを
緒方は痛いほど感じた。