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第5章 マダム信子

AV撮影は女の裸を見れていいなと
男なら羨むだろうが
実際は生の女が目の前にいるのに
触れることさえできず
悶々とする日々が続いた。

女の裸を目に焼き付けて
帰宅すれば一目散にベッドに横になり
一人でせっせとオナニーをする日々だった。

『一度でいい…AV嬢とセックスがしたい…』

それが竜太の夢だった。
その夢が今、現実になろうとしていた。

竜太は信子の股を開いて股間を覗き込んだ。

カメラのファインダー越しではなく
直に見るおまんこは艶かしく
男を誘うようにヒクヒクと動いていた。

会陰には緒方が射精した精液が
ドロリと流れ出していたが
今の竜太にはお構いなしだった。

「おまんこ…おまんこ…」

精神を病んでいる男のように
竜太は隠語を口ずさみながら
精液と愛液が混ざりあった信子の性器に
舌を這わせた。

「あぅぅぅっ！」

クールダウンしかけていた女陰に
再び甘美な刺激がやってきて
信子は男を誘うように甘い声を漏らした。

「好きです！！」

竜太は赤く充血して
パンパンに膨れ上がったクリトリスを
チュウチュウと音を立てて吸い上げた。

「きゃあぁぁぁ～！
ダメだってばあぁぁん」

何度も逝かされた体はとても敏感になっていた。

気持ちよいのだけど
微かに痛みも伴った。