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濡花 ~義理の父親に堕とされていく若妻~
第1章 プロローグ
旧姓、新田花怜は大学卒業後、一流企業と名高い総合商社に入社し6歳先輩の水河孝一と知り合い、彼の仕事に対するひたむきさと優しさに惹かれて、孝一からの告白に応え付き合いを始めた。
その2年後夜景の綺麗なレストランにてプロポーズを受け結婚し寿退社した。
花怜は入社以来、その美貌とモデル並みのプロポーションで男性社員のアイドルと囁かれていた。
在籍2年で寿退社とは、大勢の隠れファンが嘆いたものだった。

新婚生活は順風満帆だった。
とりわけ孝一の会社での業績は役員の目に止まる程の成果を上げ、誰もが退社した花怜はあげまんなのだとやっかんでいた。
花怜も孝一が会社で認められるのが嬉しかった。
結婚して一年過ぎる頃には孝一が課長へと昇進した。異例の大抜擢だった。
サラリーも上がり、夫婦で相談して子供ができてからのことも考え4LDKのタワーマンションを購入した。
本当に夫婦として幸せだったのはここまでかもしれなかった。
昇進を果たした孝一は忙しさを増していく。
残業は当たり前、日が替わってからの帰宅も珍しくなく、出張も増え、徐々に夫婦の会話も減っていった。
言うまでもなく、夫婦生活も激減していくこととなる。

孝一の実家は地方の海と山の共存する地域で冬には雪も積もる土地柄だった。
一人息子の結婚を両親はとても喜び紹介された花怜のこともとても気に入っていた。
花怜もまた温かく迎えてくれた義理の両親とすぐに打ち解けていく。
元々お父さん子の花怜は義父の卓司とも本当の父娘かというほどに仲良くなり、気さくで優しい義父を敬愛し、信用していた。

孝一が忙しくなり、例年夏と冬の里帰りもこの年は夏を見送り年末になんとか時間を作って顔を見せに行こうと楽しみにしていた。
当初一緒に帰省する予定が孝一はやはり仕事で行けなくなった。
花怜はそれでも大好きな義理の両親に会いたくて予定通り一人で列車を乗り継ぎ孝一の実家へと向かっていく。

この帰省が花怜の人生を大きく変えることになることなど列車に揺られる花怜は知る由もない。

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