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濡花 ~義理の父親に堕とされていく若妻~
第11章 夫との夜
【あんまり優しくしないでよ…私はあなたを裏切ったの…】
「仕方ないわよ…お仕事が忙しいんだから…私は大丈夫だから…。もうお酒はいいよね…お茶淹れるから…」
花怜はどこか逃げるような思いで席を立った。
テーブルの上を片付け、リビングでテレビを見ている夫にお茶を差し出す。
「洗い物してしまうから…」
「あぁ…」
花怜が洗い物を終え、ソファに座る夫の隣に腰掛けた。
「録画番組見る?…」
実家に行っていた間に録り貯めたドラマのことだろう。
夫の言葉に、
「うん、見る…」と、返事をした。
話すよりも何かに集中している方が楽だと思った。
23時近くになると…
「明日も忙しいし、寝るかな…」
夫が伸びをしながら呟く。
「ねぇ…また言われたの…孫の顔が見たいって…」
言われたのは嘘じゃない…でも急かされたわけじゃない…。
孝一は、卓司の電話の意味をそういうことかと解釈した。
「そうだな…まぁ、うちの親は関係ないけど…最近忙しくてご無沙汰だったもんな…よしっ、頑張るか…」
どこか照れを隠すように最後はおどけて見せた。
【そう…お義父さんに言われたとか関係ない…これは私たち夫婦のことなんだから…】
花怜は自分に言い聞かせるように思いながら夫に笑顔を向けた。
「すぐに行くから寝室で待ってて…」
夫は…わかった…と寝室に向かった。
花怜は脱衣室でフリースを脱ぎ、ブラを外した。
義父に抱かれる前は夫とのセックスをもの足らないと思ったことはない。
やはり不安だった。
どう感じるんだろう…。
【比べたくない…比べてはいけない…】
鏡に映る自分を見つめる。
【花怜、あなたは孝一さんの妻なの…夫と愛し合う…ただそれだけよ…】
そういい聞かせて寝室に向かった。
「…灯り消すね…」
適度な温度にエアコンが効いている。
いつも夫とは灯りを落としてしていた。
別段、変わったことじゃない。
でも、義父に染められた身体を見られたくなかった。
暗がりの中、ベッドに入っていく。
二人で寝るにはじゅうぶんなダブルベッド。
夫がパジャマをベッドの中でもぞもぞと脱ぎだした。
まるで初めての男性を相手するかのように花怜は緊張していく。
「どうした?…脱がないのか…」
【そうだ…夫の時は自分で脱ぐんだった…】
花怜も布団の中で裸になっていった。
「仕方ないわよ…お仕事が忙しいんだから…私は大丈夫だから…。もうお酒はいいよね…お茶淹れるから…」
花怜はどこか逃げるような思いで席を立った。
テーブルの上を片付け、リビングでテレビを見ている夫にお茶を差し出す。
「洗い物してしまうから…」
「あぁ…」
花怜が洗い物を終え、ソファに座る夫の隣に腰掛けた。
「録画番組見る?…」
実家に行っていた間に録り貯めたドラマのことだろう。
夫の言葉に、
「うん、見る…」と、返事をした。
話すよりも何かに集中している方が楽だと思った。
23時近くになると…
「明日も忙しいし、寝るかな…」
夫が伸びをしながら呟く。
「ねぇ…また言われたの…孫の顔が見たいって…」
言われたのは嘘じゃない…でも急かされたわけじゃない…。
孝一は、卓司の電話の意味をそういうことかと解釈した。
「そうだな…まぁ、うちの親は関係ないけど…最近忙しくてご無沙汰だったもんな…よしっ、頑張るか…」
どこか照れを隠すように最後はおどけて見せた。
【そう…お義父さんに言われたとか関係ない…これは私たち夫婦のことなんだから…】
花怜は自分に言い聞かせるように思いながら夫に笑顔を向けた。
「すぐに行くから寝室で待ってて…」
夫は…わかった…と寝室に向かった。
花怜は脱衣室でフリースを脱ぎ、ブラを外した。
義父に抱かれる前は夫とのセックスをもの足らないと思ったことはない。
やはり不安だった。
どう感じるんだろう…。
【比べたくない…比べてはいけない…】
鏡に映る自分を見つめる。
【花怜、あなたは孝一さんの妻なの…夫と愛し合う…ただそれだけよ…】
そういい聞かせて寝室に向かった。
「…灯り消すね…」
適度な温度にエアコンが効いている。
いつも夫とは灯りを落としてしていた。
別段、変わったことじゃない。
でも、義父に染められた身体を見られたくなかった。
暗がりの中、ベッドに入っていく。
二人で寝るにはじゅうぶんなダブルベッド。
夫がパジャマをベッドの中でもぞもぞと脱ぎだした。
まるで初めての男性を相手するかのように花怜は緊張していく。
「どうした?…脱がないのか…」
【そうだ…夫の時は自分で脱ぐんだった…】
花怜も布団の中で裸になっていった。