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濡花 ~義理の父親に堕とされていく若妻~
第25章 3人プレイ
「花怜…花怜……」

義父の呼ぶ声に花怜はうっすらと目を開けていった。
辺りは薄暗い…隣の部屋からの灯りが入ってきていた。

「…っん……お義父さん……ぁ、いっ、たぁ……」

起き上がろうとすると全身筋肉痛のように身体が軋んで動けなかった。
その痛みに意識が覚醒していく。
ここが和室に敷かれた布団の上だということも解った。
覗き込む義父は浴衣を着ていた。

【そうか…私…気を失っちゃったんだ……】

「身体を酷使したからな…起きれるか?…」

「は、はい…大丈夫です……」

解っていれば動かせないことはない。
タオルケットを掛けられた身を起こすと、裸のままだった。
タオルケットで胸元を隠し辺りを見渡した。
時間の感覚はなくても夜になったのだとなんとなく理解する。
そして、確かめなくても黒木はもういないと思った。

「お腹減っただろう…とりあえずご飯を炊いておにぎりを作ったんだ…あとはインスタントの味噌汁だが食べないか?…」

義父は自分が満足した後はいつも優しい。

【今回はほんとに満足したのかな……】

「ありがとうございます……はい、お腹ペコペコです……」

朝、トーストを食べただけでその後はずっとセックスしていたのだ、さすがにお腹は減っていた。

「先にお風呂入ってもいいですか?……」

「あぁ…かまわんよ…ゆっくりしておいで…」

差し出された手を掴むと引っ張り上げるように立たせてくれた。
タオルケットはずり落ちていく。
あんなに淫らな姿や格好を見られているのに、義父が服を着ているとすごく恥ずかしかった。

お風呂上がりはショーツを着けて、ゆったりめのTシャツとスウェットのパンツを履いた。
義父はその姿に文句は言ってこなかった。
私もノーブラなのは気にもしない。
リビングで義父の作ってくれた不恰好なおにぎりと温かいインスタントのお味噌汁を二人で食べた。
お腹がすいていたこともあるのだろうがすごく美味しかった。

義父はずっと穏やかだった。
洗面台の前で二人並んで歯を磨いた。
和室の布団で一緒に寝ようと言われると素直に頷く。
狭い布団で義父の腕枕でくっついて横になった。
暗い部屋でようやく唇を重ねて、少しの間だけ舌を絡め合った。

「おやすみなさい…お義父さん……」

「あぁ…おやすみ…」

目を閉じると、この二日間のことを思い出す間もなく眠りに落ちていった。
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