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濡花 ~義理の父親に堕とされていく若妻~
第25章 3人プレイ
なんだか久しぶりにぐっすりと眠れた気がした。
実家にいる時も夜な夜な義父に抱かれているのだ。
すっきりと目覚めると、ずっと義父の腕枕に頭を預けていた。
先に起きていたのだろう、義父は見つめていた。

「おはようございます…腕痺れてるんじゃないですか?……」

「おはよう…なぁに、大丈夫だよ…」

証拠だと、腕枕を折りたたむように引き寄せられると当たり前のように唇を重ねていった。

「…っん……んっ……起きなくちゃ……今日はちゃんと朝食作りますね……」

「そうだな…大掃除して帰らなきゃならんしな…」

義父は昨夜から黒木を含めて過ごした時間のことを口にしてこない。
私からそれに触れるはずもない。

朝食を済ませ、コーヒーを飲むと私達は働いた。
窓を開けて空気を入れ換えながらセックスの痕跡を消していった。
リビングと寝室は恥ずかしくなるほど酷かった。
義父と相談してシーツは捨てることにした。
暫く夫が戻ることがないことを救いだと思った。

キッチンでは今回何もしていないが片付ける暇もなく別の意味で凄まじかった。
離してもらえなかったとはいえ、主婦として自己嫌悪に陥ってしまった。

お昼に義父は出前を取ろうと言ったが拒否した。
これ以上ゴミを増やしたくなかった。
文句を言う義父を無視してインスタントラーメンでやり過ごす。
なんとか帰りの時間には間に合いそうだった。

「お義父さん…ゴミを捨ててくるので帰り支度しておいてくださいね…」

デリの残飯と大量のティッシュの入ったゴミ袋を持って部屋を出ようと靴を履く。
靴の中に何かあるのを感じると、電話横のメモ用紙が1枚折られて入っていた。
そこにはLINEのIDと、TKのイニシャルが記されていた。恥じらうような笑みを浮かべ、それをそっとポケットに忍ばせた。

ゴミ捨てから戻ると義父に声をかけられドキッとする。

「歩きたくないだろ…タクシー呼んだから花怜も着替えてしまいなさい…」

「はい、もうくたくたです……」

着替えると、メモ用紙は鞄の奥にしまい込んだ。

戸締まりを確認して部屋を後にする。
隣の部屋をちらっと見て、踵を返した。

「ようやくお義母さんのお料理が食べれますね……」

「たかが三日ぶりじゃないか…」

「なんだかすごく久しぶりな気がします……」

ごく普通の義理の父娘のように実家への帰路へとついていった。
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