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濡花 ~義理の父親に堕とされていく若妻~
第5章 夜這い
義父は何を言っても…どう訴えても…もう自らの欲望を抑え込むことはない。
ばらされることも厭わない…そんな口ぶりで花怜をニヤついた顔で見下ろし、尖った乳首を弄り続ける。
それでも花怜は受け入れることなどできるはずもない。
それなのに…

【そんな風に弄らないで…嫌でたまらないのに…何でこんなに…】

弄られ続ける乳首…そこから拡がる甘美な感覚。
義父に跨がれ押さえつけられた身体は抵抗とは違う理由で捩り蠢いている。

「母さんのことも孝一のことも大事に思っているよ…。ふふ…でも花怜さんだってほんとはもうわかってるんだろ?…孝一とは味わえない…知ってしまったんだから、ねぇ?…」

眠っている間に与えられた愛撫…疲れに深い眠りに落ちていた身体は気づかないうちにしっかりと種火を燻らされていた。

「知りません…っ……そんなの……っ…ぃ、嫌っ…」

卓司は再び身を屈めていく。
花怜の唇を奪おうと寄せていくと、花怜は嫌々と首を振る。

「キスは嫌かい?…私のを自ら咥えたのに…まぁ、いい…隅々までと言ったろう…まだまだ花怜さんの身体で嘗めていないところは沢山あるからね…」

卓司に腕を上げられ押さえつけられた花怜の腋は無防備に開いている。
卓司は花怜の上で身体を下にずらすと…その窪みに顔を埋めていく。
鼻の穴を膨らませたっぷりと空気を取り込んでいく。
腋の下で深呼吸される羞恥に花怜が身体を跳ねようと力を込める。

「嫌っ…変なとこ、嗅がないでっ…」

そう叫んでも…義父は顔を上げることなく次の瞬間、滑るような感触が襲いきた。
寒気の走る感覚…それは一度に止まらず何度も繰り返されていく。
熱い湿った吐息が窪みの中に籠り、唾液を纏った舌が何度も舐め上げ、唇が押しつけられると…ずずっと啜り上げる音を部屋に響かせていく。

「んぁ…いや、嫌なのっ…こんな、変態みたいなこと…やめてっ…んんっ…」

【腋を舐めたくらいで変態扱いか…まったくほんとに無知なことだ…】

卓司は腋の下から脇腹へと滑った舌を左右に蠢かせながら舐め…唾液が渇くと、肌を啄みながらまた唾液を蓄え脇腹から腹へと舌を這い回していく。
花怜の股の間にある懐中電灯が眩しく目に入り…一度顔を上げると懐中電灯を横に放り投げた。

「こんなこと?…求め合う男と女なら普通のことだよ…」

そう囁くと花怜の臍に舌先を伸ばしていった。


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