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恍惚の日々
第1章 誰?
母の…いや、両親の深い愛情に包まれて、私の23年は、幸せに生きてきた。





「かなえ、お誕生日おめでとう!」

「ありがとう。生んでくれて。」

母は手料理をテーブルいっぱいに広げ、父は半ば呆れ気味。弟は御馳走にありつけることに嬉々としている。

この歳になってもバースデーディナーを家族でするのは私だけ。
父も母も弟も自分の誕生日には目もくれない。


溺愛されてる?

毎年そう思うが、これで両親が嬉しいなら、私はそれでいいよね?って自分自身に問い掛け、納得している。



でも、24歳の今夜の誕生日が、家族で祝う最後になった。


私に辞令が下りたのだ。





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