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恍惚の日々
第1章 誰?
翌日、支社へ出勤。
「おはようございます。織本かなえです。支社長ですか?」
「やあ、織本君、ありがとう、急な異動ですまなかったね。支社長の横田だ、宜しく。」
「宜しくお願いします。」
仕事は東京と変わらない同じ仕事だし、部屋のレイアウトは全国共通になっているので、まごまごすることは何も無かった。
「え?まさか!まさかね、空耳よ。」
靴音が…
やはり聞こえる。
周りを見渡しても、どこから聞こえるのか、皆目判らない。
翌日も、翌々日も、その靴音が聞こえる。
ただし、時間は不規則で、ものの数分の出来事。
給湯室で、来客のコーヒーを炒れている時に、僅かに聞こえる靴音の方向に目線を動かした。
「うそ!嘘でしょっ!」
躯が一瞬にして固まった………
「おはようございます。織本かなえです。支社長ですか?」
「やあ、織本君、ありがとう、急な異動ですまなかったね。支社長の横田だ、宜しく。」
「宜しくお願いします。」
仕事は東京と変わらない同じ仕事だし、部屋のレイアウトは全国共通になっているので、まごまごすることは何も無かった。
「え?まさか!まさかね、空耳よ。」
靴音が…
やはり聞こえる。
周りを見渡しても、どこから聞こえるのか、皆目判らない。
翌日も、翌々日も、その靴音が聞こえる。
ただし、時間は不規則で、ものの数分の出来事。
給湯室で、来客のコーヒーを炒れている時に、僅かに聞こえる靴音の方向に目線を動かした。
「うそ!嘘でしょっ!」
躯が一瞬にして固まった………