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恍惚の日々
第3章 裏腹
布製のかばんから取り出したのは、クリーム色の着ぐるみだった。
「キャー!可愛い!」
「着てごらん?」
「きゃんっ!」
「私はアイマスクをしてるから、全部脱いで着るんだよ。」
「はーい。」
かなえは少しばかり飲み過ぎたせいか、大胆になっていたようだ。
桐谷の目の前で、すっかり衣服を脱ぎ捨て、全裸。
桐谷のアイマスクを疑うこともない。
時々こちらを見て、アイマスクを外してないか、確認はしているようだが、所詮無駄。桐谷には丸見えだ。
桐谷は、陽に晒されたかなえの躯をよくよくチェックしている。
両手両脚が入ったところで、まるで頃合いを見計らったかのようにかなえに声をかけた。
「もういいかい?」
「んー、背中側にあるんですね、ファスナー。上げられません…」
「よしよし、私がやってあげよう。」
「はい。」
桐谷は大仰(おおぎょう)にアイマスクを外し、眩しそうな小技を示す。
「うん。どれどれ。」
ファスナーを閉める。
「失敗したなあ。ポニーテールにしておけばよかった。」
「ゴムあります。」
桐谷が器用に髪を纏める。
「あ、そうだ!」
猫耳をだしてきて頭に着ける。
「うん!いい。可愛いよ、かなえ(笑)」
「クゥーン」
かなえは、犬になった。
「キャー!可愛い!」
「着てごらん?」
「きゃんっ!」
「私はアイマスクをしてるから、全部脱いで着るんだよ。」
「はーい。」
かなえは少しばかり飲み過ぎたせいか、大胆になっていたようだ。
桐谷の目の前で、すっかり衣服を脱ぎ捨て、全裸。
桐谷のアイマスクを疑うこともない。
時々こちらを見て、アイマスクを外してないか、確認はしているようだが、所詮無駄。桐谷には丸見えだ。
桐谷は、陽に晒されたかなえの躯をよくよくチェックしている。
両手両脚が入ったところで、まるで頃合いを見計らったかのようにかなえに声をかけた。
「もういいかい?」
「んー、背中側にあるんですね、ファスナー。上げられません…」
「よしよし、私がやってあげよう。」
「はい。」
桐谷は大仰(おおぎょう)にアイマスクを外し、眩しそうな小技を示す。
「うん。どれどれ。」
ファスナーを閉める。
「失敗したなあ。ポニーテールにしておけばよかった。」
「ゴムあります。」
桐谷が器用に髪を纏める。
「あ、そうだ!」
猫耳をだしてきて頭に着ける。
「うん!いい。可愛いよ、かなえ(笑)」
「クゥーン」
かなえは、犬になった。