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恍惚の日々
第1章 誰?
「ずっと一人で怯えていたの?バカねぇ、んー、かわいそうに?かな?」

「お母さんったら、ふざけてるの?」

「深刻な顔つきで、トーンも低く話したら余計怖いでしょ?今になって話すってことは、お姉ちゃん、怖くなってきたからでしょ?」

「うん、実はそう。最初は薄気味悪いくらいだったの。だって、身に危害はないしね。でも、一時期は無くなったのに、また…頻繁になったし…怖いよ…」

「パトロールをお願いに行きましょう。さあ。」

「い…今から?」

「そうよ。どこかで見られてるかも知れないし、逆上されたら堪らないから、ちょっと、お母さんに任せて。」


母がトントントンと階段を下りていった。

5分ほどで「お姉ちゃん!」と、私を呼ぶ声がした。

コンビニのイートインに行くという。
訳が解らないままに付いて行った。



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