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恍惚の日々
第5章 脱皮
「うぎゃあああーっ!」

ビュッ、ジャーッ……


自分では触れることすらできなかった乳首を、桐谷の残虐な指が捻り潰した。

ビクビクッ…
ビクビクッ…

ほぼ白目を剥いたかなえの躯が跳ねる。
ゾクゾクするような迫りくる段階を追ったアクメではない、不意に襲ったアクメに失禁し、失神寸前の状態。


「進歩だな、かなえ。」

桐谷の言葉が遠くに聞こえた………






「ここ…」

「寝室だよ。あの後かなえは気を失ってしまったんだよ。大丈夫かい?」

「はい…」

穏やかで優しさをたたえた桐谷の笑顔が目の前にあった。

「淳之介さま…」

髪を撫で、頬をさすり、掛け布団を直してくれる桐谷はまるで別人に見えた。
いや、きっとこれが本当の桐谷。かなえはそう思っている。

「なあ、かなえ。」

「はい。」

「かなえの進歩は目覚ましい。この三日間、ずっと焦らし続けたことは間違いではなかったよ。ありがとう。」

「ありがとうなんて。」

「そうだな、おかしいな(笑)」

「はい、おかしいです(笑)」

「起きれそうか?お腹がすいたな、ずっと食べてない。もう夕方だよ。」

「私も…お腹ペコペコです(笑)」


最終日は出前をとった。
桐谷は大ざると天ぷら、かなえはエビ天うどんとぜんざい。

二人とも大好物を頬張って、二人の関係は成立した。




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