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生きた少女を生贄に
第2章 生け贄
「お前の心はさぞ、綺麗なガラス玉で出来ているんだろうな…。」



頬伝う私の涙。むせび泣く私に、彼はそれを拭い取るかのように優しく口づけをした。


ペロリと目尻を舐められた私にたいし彼は…。



「あぁ…やはり生娘の涙は別格だ。我がの体に力が漲ってくるようじゃ!!今夜からの貴様との契りが楽しみじゃ…」



ぞくりと背中に寒気が走る。

「契りってなに?」


「まぁ…契りのことはたっぷり後でしてやるから、宴会会場に着いたぞ、」


ふわりと床に落とされ、連れて行かれた宴会には沢山のご馳走が並べられていた。


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