この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
生きた少女を生贄に
第2章 生け贄
「すべて性の付くものばかりじゃ…蛙に鼠にマムシどれから食う?」


「ヒィ……」


目を背けたくなる物ばかりがお皿に盛りつけられていた。


「口にしてみぃ…一度食べたら病みつきになるぞい」



「む…無理ですっ!」


こんなものっ人間の食べ物でも何でもないわっ……。



「どれも口につけでもおらんのに…」


「美雨(みさめ)様」


「おぉ~そちは今まで何処へ行って追ったのじゃ!!」


「オイラは生け贄の為に食料を調達に人間界へと降りとりましたぞ、やはり、我々蛇族の好物を生け贄にも食べさせる気だったのですなぁ…」


「うむ…今しがた、その食い物で揉めていた所じゃ…滝は我々の用意したご馳走を食えんじゃと申すのだ…」


ドカドカと入って来たのは少し年のいった白髪混じりのお爺さん…。


彼の背中にもまた人間ではない影があった。


「人間は我等達と同じ物をけして食べたりはしませぬ。だからオイラ達数人で人間界に行き…この者が口に出来る物を手に入れて参ったので今から早速…調理させるように言ってきます。」



「あぁ頼むぞ、さすがはジィじゃ…頼もしく思うぞ…では滝…もうしばし待つのじゃ…でも少しかじってみんか?」



「い…え結構です…。」


「なんだ、美味いのに…」


と男は美味しそうに香ばしく焼けた蛙を口の中に放り込んだ。


/70ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ