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生きた少女を生贄に
第2章 生け贄
甘い水に触れた瞬間

クチュクチュッと厭らしい音が室内に響いた。


「おぉ…これが我がが長い間待ち望んでいた甘い水。」


指で掬いあげ、ペロリと舐めた。


「っ!!……これはっ………」



一掬いで、指に絡みついて甘い水を舐めただけなのに、


奥の方から力が漲ってくるのが分かった。

美雨は体が震わせ、高笑いし始めた。


「ガッハハハハハハッ…ようやく手にした…ようやく我がのツガイを見つけたぞ…滝…今日から3日間の交じり合いはなしじゃ…今からずっと交じり合うのはお前とだけじゃ!」


「…えっ?」



突然の話について行けない滝が目をぱちくりとし下から美雨を眺めていた。


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