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僕の奴隷ちゃん
第8章 代償
「バラ園…。」


「…言い方変えるね、誰を見てたの。」


「…お…兄ちゃん。」



逢里は、自分の隠していた明奈と陽平の関係が暴露てしまったのだと震えた。が、要は逢里が陽平を目で追っていた事が自分に暴露て怯えているんだと思ったのだ。


「陽平…だよね?逢里。」


「…お兄ちゃん!!」


「逢里、夜見せたいものがある。迎えにくるからね?」


そう言って、冷たい目を向けて部屋から出て行く要を、目で追うしか逢里には出来なかった。
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