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僕の奴隷ちゃん
第10章 歪み
そんな2人の姿をドアから、強制的に覗き見させられた逢里。
逢里の後ろには要が頭と身体を押さえる様に抱き締めていた。
『見たくない』
そう思って首を横に振っても、押さえつけられ見せられる。
ギュッと目を瞑っても、美沙と誠の声、それと卑猥な音が激しく続いた。
「ヒック…うぐっ…ふぇっく…。」
「しっ!!逢里、聞こえちゃうよ?!」
泣き出した逢里に耳元で諭す要は、逢里の顔を覗き込んだ。
ギュッと目を瞑っても涙を流す逢里に、口角が上がる。