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僕の奴隷ちゃん
第6章 変化
要もまた、逢里が自分に始めて笑顔を見せた事が嬉しかった。



「ついて来い。」


「はい。」



要が前を歩き、その後ろをついて行くが、逢里がふと手を伸ばし要の手に触れると、びっくりはするものの、振り払う事無く手を握らせた。


柔らかく小さな手に、キュッと握られるのは要も嫌ではなかった。


ついた先は、逢里の向かいの部屋。



「要お兄ちゃんのお部屋?」
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