この作品は18歳未満閲覧禁止です
僕の奴隷ちゃん
第6章 変化
鼻で笑う要に対し、照れた様に見上げ握った手に力を入れると、要も握り返して来る。
要は中学生に上がり、逢里も小5になって居た。
それでも相変わらずの2人の関係は、逢里の小さな幸せでもあった。
毎日、教科書やドリルを持って、要の部屋に行くと夕食の時間まで出てこない。
お陰で逢里の成績は断トツでトップになった。
「見て!!また100点取ったの。」
報告は、親では無く要に。
誇らし気にテストを広げ、突き出す仕草は…勉強が出来る様になっても幼いままだ。