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僕の奴隷ちゃん
第6章 変化
逢里は、要と一緒に出かけるのが楽しみだった。


学校には一緒に行っても、学年は違っていて一緒にいられる事なんてなかったし、ましてや、休日に出かける事もなかった。


例え同じ敷地内でも、いつもと違う場所に行く事に浮かれていたのだ。


相手が…要の母親である事も気にならないくらいに…。


フィッティングルームに入ろうとする逢里の襟元を掴んで静止させる要。



「逢里はいいから、自分の用意をしに行け。」



「…はぁい…。」



ちょっとしょぼくれるが、早々と要の部屋を出て自分のへと向かった。
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