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砂漠の月、星の姫~road to East~
第3章 第三夜【砂の蜃気楼】 
 その日の中に、城は落ちた。
 すべてが燃え尽きることはなかったものの、城の半ばは敵方の放った火矢のせいで紅蓮の炎に包まれた。
 ソニンは共に逃れた恋人と共に、それを遠く離れた町の片隅で見た。
―姫様―。
ソニンは思わず手を合わせ、今も城の奥にいるはずのタリム姫に呼びかけた。姫はあのまま城と運命を共にしたに違いなかった。赤い炎は姫が住んでいた後宮をことごく焼き尽くしたのだ。
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