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砂漠の月、星の姫~road to East~
第1章 第一夜【砂漠へ~road to oasis~】
 光香子は額に手をかざして、遠方を見ようとした。だが、眼の前にひろがるのは、ただ乾いた砂ばかりだ。しゃがみこんで、手のひらで砂を掬うと、さらさらと乾いた感触が掌(たなごころ)をくすぐる。砂はすぐに指の間から零れ落ち、なくなってしまった。
―ああ、この砂漠をあのひとにも見せたかった。
 淳一と並んで見るはずだった砂漠を、今、光香子はたった一人で眺めている。光香子の眼に再び熱いものが滲んだ。
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