この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
You were born to be mine
第3章 曇り空
ウチに帰ってマッタリDVD観賞。
いつの間にか咲希寝てる。
寝顔が無防備でめっちゃ可愛い。
あ、起きた。
「寝てもうた…もったいない…」
「何が???」
「陵ちんと一緒の時間が…」
「あ゛~っ!今何時?」
「ん?5時やけど…」
「今日、家族でご飯食べるんやった!帰らな!」
ふぅん…てコトは家庭環境が悪い訳ちゃうねんな。
「ゴメンな、また来るから。」
「ちょお待ち、ほれ、これ」
合鍵を渡す。
「エエの?(*´ω`*)」
「おぉ。朝早くからピンポンされるの勘弁やし。ただし!変なコトに使うなよ。」
「変なコトって???」
「学校サボるとか、友達との遊び場に使うとか…」
「な~るほど!それエエな(^^) って、せぇへんよ。これは咲希の宝モンやし。」
「ん、気ぃつけて帰りや。」
「うん…あんな……」
「どした?」
「ち…チュウして…」
咲希を抱きしめキスして送り出した。