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You were born to be mine
第3章 曇り空

ウチに帰ってマッタリDVD観賞。
いつの間にか咲希寝てる。
寝顔が無防備でめっちゃ可愛い。
あ、起きた。


「寝てもうた…もったいない…」

「何が???」

「陵ちんと一緒の時間が…」

「あ゛~っ!今何時?」

「ん?5時やけど…」

「今日、家族でご飯食べるんやった!帰らな!」


ふぅん…てコトは家庭環境が悪い訳ちゃうねんな。


「ゴメンな、また来るから。」

「ちょお待ち、ほれ、これ」


合鍵を渡す。


「エエの?(*´ω`*)」

「おぉ。朝早くからピンポンされるの勘弁やし。ただし!変なコトに使うなよ。」

「変なコトって???」

「学校サボるとか、友達との遊び場に使うとか…」

「な~るほど!それエエな(^^) って、せぇへんよ。これは咲希の宝モンやし。」

「ん、気ぃつけて帰りや。」

「うん…あんな……」

「どした?」

「ち…チュウして…」


咲希を抱きしめキスして送り出した。

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