この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
You were born to be mine
第6章 新章 2話
ウチに帰ると咲希とお母さんは早速下ごしらえを始めた。
いつもこうなんやろなぁ…
咲希が家事を一通りこなせる訳やわ。
準備を終えてお母さんが聞いてくる。
「陵さん家のスキヤキはどんなん?」
「ウチですか? ウチは割下使わへんやり方ですね。」
「そらそうやろ、関西は大概そうやわ。それでも色々微妙に違うから。」
「ほな、今日はオレがやりますわ。よそのスキヤキ食べてみたいでしょ?」
「エエの?」
「エエの?って、最初からそのセリフ待ってたでしょ? てかハナからそのつもりです。」
オレは実家の作り方でスキヤキを作った。
多分スキヤキで一番個性がでるんは具材のチョイス。
咲希ん家のスキヤキはゴボウと麩が具材にあった。
「へぇ~ゴボウと麩はオレ、初めてですわ。」
「麩は味がしゅんで美味しいねんで。陵ちん絶対好きやわ。」
「陵さんのところは何か違う物入れてた?」
「ウチは大根とか入れてましたねぇ。細切りなら味が染みやすいですし。 ほんで締めにうどんですね。」
何て話をしながら鍋をつつき、食後はお茶をすすりながらTVのバラエティをみて3人で笑った。
しばらくして、
「さ、私はそろそろおいとまするわ。」
「お母さんも泊まっていけへんの?」
「嫌や、ラブラブの2人の横で寝るの。」
「咲希、お母さんと一緒に帰り。 明日またおいで。」
「陵さん、気ぃ遣わんで。 咲希と一緒におったって。」
「イヤ、でも…」
「今日は楽しかったわぁ。 私も幸せな気分。 お父さんとスカイプして寝るわ。」
いつもこうなんやろなぁ…
咲希が家事を一通りこなせる訳やわ。
準備を終えてお母さんが聞いてくる。
「陵さん家のスキヤキはどんなん?」
「ウチですか? ウチは割下使わへんやり方ですね。」
「そらそうやろ、関西は大概そうやわ。それでも色々微妙に違うから。」
「ほな、今日はオレがやりますわ。よそのスキヤキ食べてみたいでしょ?」
「エエの?」
「エエの?って、最初からそのセリフ待ってたでしょ? てかハナからそのつもりです。」
オレは実家の作り方でスキヤキを作った。
多分スキヤキで一番個性がでるんは具材のチョイス。
咲希ん家のスキヤキはゴボウと麩が具材にあった。
「へぇ~ゴボウと麩はオレ、初めてですわ。」
「麩は味がしゅんで美味しいねんで。陵ちん絶対好きやわ。」
「陵さんのところは何か違う物入れてた?」
「ウチは大根とか入れてましたねぇ。細切りなら味が染みやすいですし。 ほんで締めにうどんですね。」
何て話をしながら鍋をつつき、食後はお茶をすすりながらTVのバラエティをみて3人で笑った。
しばらくして、
「さ、私はそろそろおいとまするわ。」
「お母さんも泊まっていけへんの?」
「嫌や、ラブラブの2人の横で寝るの。」
「咲希、お母さんと一緒に帰り。 明日またおいで。」
「陵さん、気ぃ遣わんで。 咲希と一緒におったって。」
「イヤ、でも…」
「今日は楽しかったわぁ。 私も幸せな気分。 お父さんとスカイプして寝るわ。」