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You were born to be mine
第6章 新章 2話
お母さんは独りウチに帰った。
「陵ちん良かったな、お母さん認めてくれて。」
「せやな。けど、正直なトコこないあっさり行けるとは思うてへんかった。」
「サキは心配してなかったで。やってお母さんもお父さんと一回り歳の差あるもん。」
「あんな、一回りと倍はエライ違いや。」
「そう!? けど、お母さんも学生時代にバイト先のお父さんに惚れて結婚してんで。」
「お母さんから!?」
「やねんて。 最初は全然相手にされへんでお母さん頑張ってお父さんの会社に就職してんて。ほんでそっから猛プッシュして、お父さん観念したらしいよ。」
「凄いな…あのホンワカしたトコからは想像つかんわ。てか、咲希のお父さんそんな歳なんや。 ちょー待て、その歳で海外赴任てエライさん?」
「ん~そうなんかなぁ…北米支社長。」
(゜ロ゜)
「え~と、ちなみに会社名は?」
「○○○○」
「マジか??? 超エリートやんか!? うわぁ~年収オレの4倍はあるな。」
「そうなん? 咲希はようわからん。」
「お前な…仮にも大学生やろ!? お父さんの会社のスゴさがわからんか?」
「あぁ、そっち? お父さんの会社がスゴいのは知ってるよ~。 けど、年収とか知らんし、そんなんどうでもエエもん。 サキはお父さんが貧乏でも、お父さんとお母さんがおったらそんでエエし。」
「なるほど…」
「それにな、サキのお父さんとてもエライ人には見えへんよ。 今でもお母さんとラブラブやし、ヨソの人にも偉そうにせぇへんよ。」
そうか、咲希の天然さは両親の育て方か。
世間ズレ全くしてないのはあるがままに育てたってコトやろな。
しかも大人の汚ないトコとか見せんと。
「陵ちん良かったな、お母さん認めてくれて。」
「せやな。けど、正直なトコこないあっさり行けるとは思うてへんかった。」
「サキは心配してなかったで。やってお母さんもお父さんと一回り歳の差あるもん。」
「あんな、一回りと倍はエライ違いや。」
「そう!? けど、お母さんも学生時代にバイト先のお父さんに惚れて結婚してんで。」
「お母さんから!?」
「やねんて。 最初は全然相手にされへんでお母さん頑張ってお父さんの会社に就職してんて。ほんでそっから猛プッシュして、お父さん観念したらしいよ。」
「凄いな…あのホンワカしたトコからは想像つかんわ。てか、咲希のお父さんそんな歳なんや。 ちょー待て、その歳で海外赴任てエライさん?」
「ん~そうなんかなぁ…北米支社長。」
(゜ロ゜)
「え~と、ちなみに会社名は?」
「○○○○」
「マジか??? 超エリートやんか!? うわぁ~年収オレの4倍はあるな。」
「そうなん? 咲希はようわからん。」
「お前な…仮にも大学生やろ!? お父さんの会社のスゴさがわからんか?」
「あぁ、そっち? お父さんの会社がスゴいのは知ってるよ~。 けど、年収とか知らんし、そんなんどうでもエエもん。 サキはお父さんが貧乏でも、お父さんとお母さんがおったらそんでエエし。」
「なるほど…」
「それにな、サキのお父さんとてもエライ人には見えへんよ。 今でもお母さんとラブラブやし、ヨソの人にも偉そうにせぇへんよ。」
そうか、咲希の天然さは両親の育て方か。
世間ズレ全くしてないのはあるがままに育てたってコトやろな。
しかも大人の汚ないトコとか見せんと。