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You were born to be mine
第7章 新章 3話
満腹になって家に帰る。

2人で並んで歩くの久し振りやけど…
何かちゃうなぁ…

あぁそうか、ベタベタしてけぇへんからか。
ちょっと寂しいな…


「陵ちん、アイス買って帰ろ!」


この辺は変わってないけど(^^)
2人の好きなハーゲンダッツを買う。
咲希はチョコブラウニー、オレはグリーンティー。

部屋に戻ってアイスを冷蔵庫に入れた途端、咲希が抱き着いて来た。


「陵ちん……会いたかった……」

「アホ…オレもや!」

「サキ、少しは大人になった?」

「おぉ、なってる。 けどなぁ咲希、オレはまんまの咲希が好きやで。 子供っぽい咲希も、大人っぽくなった咲希もどっちでも。」

「そうなん?」

「そうやで。人間は成長していくもんやけど、無理して成長する必要ないやろ? 咲希は咲希のまんまが1番や。」

「良かった……サキ、陵ちんにふさわしい人になりたかってん…それを考えたらどんどんどんどん陵ちんにはふさわしくない様に思えて………」

「大丈夫。 オレが大丈夫って言うたら大丈夫やろ?」

「……魔法の言葉?」

「そうや。」

「陵ちん、サキのこと好き?」

「好きや。」

(//∇//)
「もっと言うて。」

「咲希、好き。」

「もっといっぱい~」

「咲希、愛してる。」

(◎o◎)
「………」

「ん? どした?」

「り、陵ちん、サキ、きゅん死する。」

「アホ…」


良かった。
前の咲希のまんまや。





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