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エロまんが的☆讃/官/思/温/
第14章 プレタポルテ
片桐は先程から物言わぬパートナーをじっと観察していた。
吸い付きたくなる白肌、男か女かよくわからないいでたち、左右非対称のアーティスチックな髪型。凛と澄んだ物憂げな瞳は今や一枚の大きな図面にずっと釘付けである。
採寸するから、と部屋に押し掛けてきたものの。用がすんだら仕事に没頭してしまった。
服飾デザインの勉強をする学生、上田真希は片桐の恋人だ。恋人であるのだから、二人きりの部屋でイチャイチャするのはジャスティス。だが作業モードに入った上田の邪魔をすることはこれまでの経験上自滅行為だと知っている。
(アカンわ……利口な犬みたく『待て』とかでけん)
我慢すればするほど欲は高まる。片桐の情熱は下半身の一点に集まりつつある。
上田の走らすペンが軽快にシャーシャーと音をたてて片桐の神経を逆撫でた。
「ゴスロリの服とか、作るの大変ちゃうのん」
平静を装いコーヒーをいれてみる。味がわからない。
「そーだね」
あんまり話も聞いてない感じの素通りの声が応えた。
「せやけど、ゴスロリやったら中の下着までゴスロリちゃうの?」
「下着?」
やっと上田が顔をあげて片桐を見た。思わずドキリと内心狼狽える。
「そっか……そこまで考えてなかったな」
「手抜きはアカン。」
最近の上田はボクサーパンツをはいていることが多く、いまいち色気に欠けてしまう。いつぞやの女子ぱんつの破壊力を思い出し片桐は言葉を続けた。
「ゴスロリぱんつってどんなやねん」

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