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エロまんが的☆讃/官/思/温/
第14章 プレタポルテ
「カボチャパンツとかよくあるよね。わざと見せるやつ」
「そんなんアカンわ。えろないわ」
速攻で却下した片桐を他所に上田は思案した。
「あれはスカート広がるタイプのにしかあわないよな。邪魔」
「えろいのがええねん」
「フレアパンツとかならひびかないかな」
「どんなんや」
お父さんに話してみなさい、みたいな貫禄で聞いてやる。
「シルクとかで作るの。簡単に言えばトランクスみたいなやつ」
小難しい説明を片桐にするのも面倒だと、上田はざっくりまとめた。
「つまり裾から手が入るやつやな!シルク……シルクはアカンやん!」
「何で?」
シルクの柔らかな薄い生地がひんやりとしながら、上田の形をほのかな光沢で浮き上がらせる様を思い描いて興奮する一方、片桐はアカンと連呼した。
「染みになるやん!それもええけど」
「…………わじみが消えない下着はやだな。使い捨てにするにはシルクは高級だし」
上田は息をついた。えろはともかく片桐の言い分も一理ある。
「あとはレースでTバックかな」
「それや!はよ履いて見せや」
「ないよ。あるわけないじゃん」
白い目で見られたが、おかまいなしに片桐はネットで検索を始めた。
「善は急げや!既製品でええやん」
「何でだよ。テーラー舐めんな」
ムッとした上田が片桐からマウスを奪って邪魔をする。
「出来るの待ってたら俺がアカンやん!」
「…………ユキ、」
ギンギンに膨らんだ片桐に気付き、上田は絶句する。ややしてほんのり赤い顔で睨む。
「既製品のことなんていうか知ってる?【プレタポルテ】フランス語で『用意が出来ている』+『着る』という意味、だよ」
上田の指が片桐を撫でた。
「まるでユキのことみたい」
「アカンて」
「こっちはちゃんとなぐさめてあげるから、ネットで勝手に下着買うなよ?全部自分で作るって決めてるんだから」
「お、オートクチュールやな。アカン、なんかエロい響きに聞こえてきた」
「は。オートクチュールはサンディカ加盟店のオーダーメイドやその店のことだし」
「やば、そんなんなんでもええねん……!」

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