この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
真逆な2人
第1章 出会い
透は少女に言われた通り、あまり離れた場所には行かずに少女が戻ってくるのを待った。1時間ほどすると、少女がにこやかな笑顔を浮かべながら、こちらに向かって歩いてくるのが見えた。

少女が開口一番「遅くなってゴメンなさい」と申し訳なさそうに言ってきたので、透は「そんなに待ってないから大丈夫だよ」と言って優しく微笑んだ。少女は安心したのか、つい1時間ほど前に泣いてたとは思えないくらいの、きっと普段お友達と話してる時と同じであろう表情で「これ買ったんだぁ」と戦利品を見せてくれてから「今日は本当にありがとうございます。これお釣りです」と言って、透が渡した2万円から買い物して残った分を透の目の前に差し出した。

透は差し出されたお金を見て「お腹空いてないの?お財布無くして帰りの電車代も無いんでしょ?」と言って、帰ろうとする少女を引き止めた。すると少女は「オジサン何でそんなに優しいの?お腹は空いてるし、帰りの電車代もないよ。でもそこまでオジサンに甘えるわけいかないし」と言ったので、透は「オジサンお腹空いたから一緒にファミレスでご飯食べようよ。オジサンとじゃ嫌かな?」と少女の問いには答えず、食事に誘うと少女は小さな声で「本当にいいの?」と聞いてきた。「もちろん。じゃあ行こう」と笑顔で答えると「うん」と言ってにっこり笑ったので、少女を待ってる間に買っておいた袋を渡して「お釣りはこの中に入れて持って帰ってね」とお財布をプレゼントした。
/5ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ