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真逆な2人
第1章 出会い

透は少女に言われた通り、あまり離れた場所には行かずに少女が戻ってくるのを待った。1時間ほどすると、少女がにこやかな笑顔を浮かべながら、こちらに向かって歩いてくるのが見えた。
少女が開口一番「遅くなってゴメンなさい」と申し訳なさそうに言ってきたので、透は「そんなに待ってないから大丈夫だよ」と言って優しく微笑んだ。少女は安心したのか、つい1時間ほど前に泣いてたとは思えないくらいの、きっと普段お友達と話してる時と同じであろう表情で「これ買ったんだぁ」と戦利品を見せてくれてから「今日は本当にありがとうございます。これお釣りです」と言って、透が渡した2万円から買い物して残った分を透の目の前に差し出した。
透は差し出されたお金を見て「お腹空いてないの?お財布無くして帰りの電車代も無いんでしょ?」と言って、帰ろうとする少女を引き止めた。すると少女は「オジサン何でそんなに優しいの?お腹は空いてるし、帰りの電車代もないよ。でもそこまでオジサンに甘えるわけいかないし」と言ったので、透は「オジサンお腹空いたから一緒にファミレスでご飯食べようよ。オジサンとじゃ嫌かな?」と少女の問いには答えず、食事に誘うと少女は小さな声で「本当にいいの?」と聞いてきた。「もちろん。じゃあ行こう」と笑顔で答えると「うん」と言ってにっこり笑ったので、少女を待ってる間に買っておいた袋を渡して「お釣りはこの中に入れて持って帰ってね」とお財布をプレゼントした。
少女が開口一番「遅くなってゴメンなさい」と申し訳なさそうに言ってきたので、透は「そんなに待ってないから大丈夫だよ」と言って優しく微笑んだ。少女は安心したのか、つい1時間ほど前に泣いてたとは思えないくらいの、きっと普段お友達と話してる時と同じであろう表情で「これ買ったんだぁ」と戦利品を見せてくれてから「今日は本当にありがとうございます。これお釣りです」と言って、透が渡した2万円から買い物して残った分を透の目の前に差し出した。
透は差し出されたお金を見て「お腹空いてないの?お財布無くして帰りの電車代も無いんでしょ?」と言って、帰ろうとする少女を引き止めた。すると少女は「オジサン何でそんなに優しいの?お腹は空いてるし、帰りの電車代もないよ。でもそこまでオジサンに甘えるわけいかないし」と言ったので、透は「オジサンお腹空いたから一緒にファミレスでご飯食べようよ。オジサンとじゃ嫌かな?」と少女の問いには答えず、食事に誘うと少女は小さな声で「本当にいいの?」と聞いてきた。「もちろん。じゃあ行こう」と笑顔で答えると「うん」と言ってにっこり笑ったので、少女を待ってる間に買っておいた袋を渡して「お釣りはこの中に入れて持って帰ってね」とお財布をプレゼントした。

