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初恋の相手は人類最強の兵士長でした
第3章 ―被虐―
初めて身体を重ねたのはエレンの自室である地下室。
二度目はこないだの嫉妬から発作的に抱いた時。
エレンはその時の事を思い巡らし、ベッドに横たわり天井を見上げていた。
あの時のリヴァイの言葉が胸に響く。
自分は少しは特別に見られてると自信を持って良いのだろうか?
リヴァイからキスをされた時の事を思い出す。
荒々しく噛み付くように、腔内を蹂躙されて呼吸もままならなかった。
頭の中は痺れてとろけてしまいそうな、甘い大人のキスだった。
―もう、あの人を誰にも触らせたくない……
その気持ちがより一層強くなる。
でも相手はよりにもよってエルヴィン団長だ。
「そんなの勝てる訳無いじゃないか…」
もどかしい気持ちのまま、暫くは考え込んでいたが、
実験の疲れもあって気が付くと眠りに落ちていた。
「もう来ないかと思ったよ、リヴァイ」
夕食後エルヴィンに呼ばれ、リヴァイはエルヴィンの自室に来ていた。
ソファーに腰掛けるとエルヴィンが隣に座ってきた。
テーブルの上のワインをグラスに注ぐ。
一つはリヴァイの前に、もう一つは手にしてエルヴィンはグラスを揺らした。
「明日の休暇、お前の予定は?」
「…掃除、いやガキのお守りか、どうだろうな……」
足を組んでソファーにもたれ掛かり、背もたれの上に頭を預ける。
エルヴィンはリヴァイのスカーフに手を伸ばすとそれを首元から外した。
そしてワインを口に含むと、リヴァイに口移しで飲ませる。
二度目はこないだの嫉妬から発作的に抱いた時。
エレンはその時の事を思い巡らし、ベッドに横たわり天井を見上げていた。
あの時のリヴァイの言葉が胸に響く。
自分は少しは特別に見られてると自信を持って良いのだろうか?
リヴァイからキスをされた時の事を思い出す。
荒々しく噛み付くように、腔内を蹂躙されて呼吸もままならなかった。
頭の中は痺れてとろけてしまいそうな、甘い大人のキスだった。
―もう、あの人を誰にも触らせたくない……
その気持ちがより一層強くなる。
でも相手はよりにもよってエルヴィン団長だ。
「そんなの勝てる訳無いじゃないか…」
もどかしい気持ちのまま、暫くは考え込んでいたが、
実験の疲れもあって気が付くと眠りに落ちていた。
「もう来ないかと思ったよ、リヴァイ」
夕食後エルヴィンに呼ばれ、リヴァイはエルヴィンの自室に来ていた。
ソファーに腰掛けるとエルヴィンが隣に座ってきた。
テーブルの上のワインをグラスに注ぐ。
一つはリヴァイの前に、もう一つは手にしてエルヴィンはグラスを揺らした。
「明日の休暇、お前の予定は?」
「…掃除、いやガキのお守りか、どうだろうな……」
足を組んでソファーにもたれ掛かり、背もたれの上に頭を預ける。
エルヴィンはリヴァイのスカーフに手を伸ばすとそれを首元から外した。
そしてワインを口に含むと、リヴァイに口移しで飲ませる。