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ラブカルチャースクール
第6章 LOVE Lesson マサキ
お茶を啜ってる間に、マサキは申し送りを確認していた。

「セイジくん…ナツくんか。前回は、大変だったみたいだね。」

「はい…。」

「まあ、セイジくんの後だから、ナツも躍起になっちゃたのかな。」

温かく微笑みながら、申し送りを閉じた。

はい…その通りです。

皆、見れば解るんだ…そして、セイジの評価が高い事を実感した。

「若者の後に、こんなおじさんにしてくれたんだね。旦那さんが、ちょっと年上だからかな。」

マサキは謙虚に、言っているけど、全然おじさんには見えない…30代前半でも通るだろう。

でも、若者とは違う…大人の魅力が凄い漂っている。マサキが醸し出す雰囲気は、何か独特だった。

「旦那さんは、どんな感じの人?真面目?面白い?」

然り気無く、旦那の話に持っていく。

それにイメージまで沸かせてくれるなんて…ドキドキを通り越して、尊敬してしまう。

ポカーンとしてる私に

「琴海さん、どうかしたかな。顔に何か付いてる?」

ハッ!いけない!

私はセイジ一筋に!…それも、いけないけど…。

「あっ!いえ…旦那とはお見合い結婚で…お互い良く知らないまま、結婚したんです。」

マサキの包容力効果に、私は旦那の話をし出した…。

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