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ラブカルチャースクール
第6章 LOVE Lesson マサキ
準備が出来てバスローブ姿で、ベッドに腰をかけてマサキを待つ。

「お待たせしました。」

いや…お待たせしたのは私だし…。

マサキもネクタイを外して、シャツを腕捲り。

ここのスタイルなのかな?

マサキが私の隣に座り、ギシっとベッドが軋む。

「旦那さんとは、どんな流れだろ?」

旦那を基準にしてやってくれるのかな…。

「はい…首筋に触れて…。」

「首筋から始めるんだ。」

「はい…あっ…。」

マサキは目を細めて、指先で首筋をそっとなぞり始めた。

さっき、頬を撫でられた時の様な…ふんわりとした感覚に包まれる様で、気持ち良くて目を瞑る。

「ふふ…。」

「くすぐったいかな?」

「ううん…何か、ホッとします。」

マサキの指は不思議だな…セイジよりも少し太めで、それでいて温かい。

保温効果かしら?

「そう…良かった…。」

両手で首筋を撫でながら、肩に下がりつつバスローブをずらす。

余りにも自然で、マサキが顔を埋めてくるまで、胸元まで出てる事に気付かなかった。

「あっ…はぁ~。」

首筋が柔らかい唇が丹念にキスされていき、温かい手は肩を撫でながら、背中にも滑らせていく。

ただ優しく触られてるだけの行為が、妙に嬉しく感じてしまう。

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