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ラブカルチャースクール
第9章 LOVE Lesson ハヤト
今回の講師は『ハヤト』。
ヤナセは、評判はいいと言っていたが、『ヤキモチ妬き』の意味がなんなのかは気になるな。
ヤキモチ妬く相手なんて、いない筈…。
恋愛も御法度だし…。
この時の何気無い疑問が、後々どうゆう事かを思い知らされるのだけれども…。
「琴海様、こんにちは。ご気分はいかがですか。」
ちょっと長めのサラサラの髪を耳に掛けて、今日も麗しのヤナセからの挨拶。
「はい…とても良いです。」
「それは、良かった。琴海様は、本当に前向きですね…何か良いことありましたか?」
なっ!やっぱり、ヤナセさんは、エスパーなのかしら!
この見透かしぶりは、感性の域を越えてる気がする。
「はぁ…前回のレッスン後に…旦那といい感じに出来まして…。」
こんな事を報告するのも、おかしな感じだ。
でもヤナセは、ニッコリ微笑んで
「それは素晴らしい!レッスン効果が出てるなら、琴海様の努力の結果です!」
『努力の結果』…私、何もしていない様な…。
講師が上手いだけだよね?
ただ言われるがままに、委ねてるだけだけど…。
黙ってる私にヤナセは
「休まずコンスタントに通ってらっしゃいますから…。」
「えっ!そ、そうですか!?」
やっぱり、エスパーだ!!
アワアワしてる私にヤナセは一言…
「琴海様…レッスンの準備が出来ました。」
ヤナセは、評判はいいと言っていたが、『ヤキモチ妬き』の意味がなんなのかは気になるな。
ヤキモチ妬く相手なんて、いない筈…。
恋愛も御法度だし…。
この時の何気無い疑問が、後々どうゆう事かを思い知らされるのだけれども…。
「琴海様、こんにちは。ご気分はいかがですか。」
ちょっと長めのサラサラの髪を耳に掛けて、今日も麗しのヤナセからの挨拶。
「はい…とても良いです。」
「それは、良かった。琴海様は、本当に前向きですね…何か良いことありましたか?」
なっ!やっぱり、ヤナセさんは、エスパーなのかしら!
この見透かしぶりは、感性の域を越えてる気がする。
「はぁ…前回のレッスン後に…旦那といい感じに出来まして…。」
こんな事を報告するのも、おかしな感じだ。
でもヤナセは、ニッコリ微笑んで
「それは素晴らしい!レッスン効果が出てるなら、琴海様の努力の結果です!」
『努力の結果』…私、何もしていない様な…。
講師が上手いだけだよね?
ただ言われるがままに、委ねてるだけだけど…。
黙ってる私にヤナセは
「休まずコンスタントに通ってらっしゃいますから…。」
「えっ!そ、そうですか!?」
やっぱり、エスパーだ!!
アワアワしてる私にヤナセは一言…
「琴海様…レッスンの準備が出来ました。」