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第9章 LOVE Lesson ハヤト

露にされた胸元をハヤトは、ジッと見詰める。

それは、触られるより恥ずかしかった。

「ハヤ…ト…。」

「可愛いね…人妻の胸じゃないみたい。」

「やぁ…。」

顔を背けると

「恥ずかしい？」

「うん…。」

「そう…。大丈夫…綺麗だよ。」

シュルッと、腰紐の結びをほどかれ、脚が見えるようにローブが開けさす。

「あっ…。」

「太股も柔らかそうだね…。」

「ひゃっ！」

脚を一気に触られて、少し開いた脚の間にハヤトが片膝を入れる。

「あっ…ちょっと…。」

「はは…動き難い？」

「う、うん…。」

中途半端に開けてるローブを押さえられ、身動きがつき難い。　

でもハヤトは然して気にもせず、パンティの方に手を掛けてきた。

「琴海さん…楽しもうね…。」

ニヤリと笑いながら、ゆっくりと下着は脱がされていく。

言い様の無い不安が、胸元にモヤモヤと広がる。

「ハヤト…ローターとか使わないでね…。」

「ローター？そんなの使ったら、疲れちゃうから大丈夫だよ。」

意味深に笑いながら、ふくらはぎの辺りで下着が止まった。

え…何でかな…？

これもまた動き難いし…もしかして、ワザと…。

今度は、開いた脚をジッと見てる…。　

「ハヤト…嫌…。」

膝を閉じようとしたら、両手で阻まれた。

「琴海さん…レッスンだよ…。」

見詰めるハヤトの瞳の奥に、何かが潜んでる気がした…。